手作り食「カロリー計算」

手作り食で大事なことは栄養バランスですが、まずは

　　・エネルギー

　　・獣肉量（必須アミノ酸）

　　・カルシウム

この３つの栄養素が足りてるかを考えていくこと。

具体的な例をあげてみます。

（※わさびが８.５ｋｇの体重で計算してます）

 

★【エネルギー】

一日に必要なエネルギーは
「体重×体重×体重＝√  √  ×125」で計算します。

（年齢や去勢・未去勢・肥満などで活動係数は
  変わりますが、ここでは125で統一してみます）

　　わさびの場合は  8.5kg　→　６２２kcal

 

★【タンパク質】

必須アミノ酸（タンパク質の最少単位）は
「体重× 1724」で計算します。

　　わさびの場合　8.5kg　→　14.6 g

 

ではこれをとるために、
どれだけのお肉を与えたらよいかというと、

肉の含有タンパク質は100gにつき、
20g前後が多いので、

必要【獣肉量】は、その５倍という計算になります。

　　わさびの場合　14.6 g　×５　＝７３g

　　（↑これは最低ライン。これ以上必要）

 

★【カルシウム】

卵の殻の時にも書きましたが、体重×119mg　なので

　　わさびの場合は　8.5kg　×　119　＝  1011mg

 

これを目安に、どの食材が
どれだけその栄養素を含んでいるか

を調べながら計算していきます（めんどくさー！）

サイトで食材のカロリーがわかる一覧などもあります。

でも、慣れればだいたい目分量でできるようになるのでしょう。

（料理経験のない私は、全くもってしてわかりまへん！）

 

見た目の目安としては、

ドッグフードの見た目分量（かさ）くらいでOKで、

その内訳は本来肉食のワンですから、

本当は「半分が肉・４分の１が野菜・残り４分の１が穀物」

だそうです。

ひぇ～～～～～！全然お肉が足りてない～～～

わさびなんて、お肉がプチトマトと同量、

すっかり添え物のようなメインディッシュです（笑）

 

そして栄養素も日々というよりは
一週間単位で足りてるかを見たり、

一か月たって、体重や肉つき、毛つや
などの影響を見ながら、修正したりしていきます。

一週間に一度は、お魚もあげたいですね。

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最初の一か月は、
こちらも神経質に気にしていたのですが、

手作り食も体重管理も、ちょっと手を抜いたら、

少～し増えたみたいです。

もちろん今の段階では、全然許容範囲内なのですが。

 

わさびの場合は「お米のごはん」

が余計だったようにも思います。

お腹をいっぱいにするため、

本来ワンにとって必要のない

「穀物類」が半分近くカサをとっていますので。

とはいえ、かなり少ない量をお湯でふやかして

おじやベースにしてはいるのですが。

本当なら、穀物はなくてもよくて、

肉量を増やさなくてはいけないのですが。

 

エンゲル係数ならぬ「わんゲル係数」がぁ～～～（汗）

（ていうか、まず自分の栄養と健康を考え直しましょう…）

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手作り食にあたって、参考になった本をご紹介。

本村伸子著（なぜ生食がよいかも書いてあります）

「もう迷わない！ペットの健康ごはん」コロ社

「愛犬を病気・肥満から守る健康ごはん」ペガサス社

「ペットを病気にしない」宝島新書（絶版）





























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市販のフードについては

「ペットフードが危ない！」ペットの食事を考える会　広文社