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    ♪ 柴犬わさびと音楽の日々 ♪
                       
   
祖母の告別式にて、
親族を代表し、わさび音が弔辞を読みました。

とは言っても、こちらを経つ直前まで仕事に追われていて、
その前夜に父からきたミッションだったので、
原稿を作る時間もなく…

でも、日頃の思いを箇条書きにしてみて、
弔辞の時間も考えながら、控室で反復。
おばぁちゃんの前に立ったら、
カンペも見ずに、そのまま話せました。
原稿が残っていないのだけれど、
覚えているうちに、話したままを残しておきたいと思い、綴りました。

先日ブログで報告した際、皆さんからも
「思い出を形にして、語ってくださいね」
という温かいコメントをいただいたので、
もしよろしかったら、読んでいただけたらうれしいです。

 
告別式は、東京とちがい、1時間半くらいと長く、
そのあと、お斎(とき)という食事会がありました。
告別式で、登壇者はわさび音1人だけ
わさび音の弔辞のあとは、思わず場内すすり泣きで
皆、おばぁちゃんのことを偲び、泣いていたんだよ
(おいちゃんも、お父しゃんも泣いていたんだワン…

だから、そのままだと、また泣いてしまいそうなので、
ブログでは弔辞の言葉の間に、
思い出の写真や、その説明なども交えつつ綴りますので、
結構、そこで笑っちゃうかもですが(^^;
 
小さい頃の写真は、奥にしまってあり
最近のデジタルデータのみで…

右下の「おばぁちゃんへの最後の手紙」を
クリックすると続きがでてきます。
よろしければ、どうぞおつきあい下さいませ

778e9da6.jpeg

~*~*~ つづきは 右下をクリック ~*~*~
   

   
おばぁちゃんへ

96歳と1カ月、本当にありがとう。
もう、おじぃちゃんとは再会できましたか?

5f20664a.jpeg
(おじぃちゃんとおばぁちゃんの結婚式の貴重な写真。
 2年前に、おばぁちゃんがアルバム出してきて見せてくれたの)


今日は孫が弔辞を読むとのこと、
本当なら一緒に暮らしていたNくんやRちゃんが読むのがよいのだけれど
一緒に過ごした時間が多い分、思い出もたくさんあり、
きっと涙で言葉が詰まってしまうと思うので、
代表して わさび音がおばぁちゃんと話しますね。

ec721dd6.jpeg
(使用した写真:わさび音撮影)

今日の写真は気にいってくれましたか?
おばぁちゃんから「遺影はわさび音に撮ってほしい」と言われ
何回か撮影したね。その時のおばぁちゃんの注文は、
「『今日はわざわざ、この年寄りのために来て下さってありがとう
 
という笑顔の写真で撮ってほしい」
という難しい注文でした。

この写真は、皆でおばぁちゃんの
米寿のお祝いをした時の写真だよ。
きっとおばぁちゃんのこの笑顔は
今日来て下さった皆さんにその思いが伝わっていると思います。

b9429963.jpeg
(その時の、米寿のお祝いの集合写真。
 皆、万象繰り合わせ、遠くから集まったのに、
 父のみ仕事で欠席 電話参加だったので枠外、笑)


手先が器用で裁縫が上手だったおばぁちゃん。
子供の頃から姉とお揃いのワンピースや色々な服を作ってもらいました。
裁縫だけでなく、おもお書道短歌、コーラス
教養がありなんでもできた私達の自慢のおばぁちゃん。

私が山の写真を撮って送れば、墨絵にして返してくれ、
私が花の写真を撮って送れば、絵手紙にして返事をくれました。
芸術的センスもあり、私はおばぁちゃんの血を受け継いだのだね、
おばぁちゃん、ありがとう。

80013550.jpeg
(何歳か覚えてないけど、わさび音の子供の時。
 左端が祖母。父とわさび音 かわいい~←笑)


歳をとってからは、皆に迷惑をかけたくない、と
2度の骨折でもリハビリをがんばったおばぁちゃん。
ボケないようにとスーパーファミコン「ドクターマリオ」の
Level 20をクリアしてから寝るのが日課だったおばぁちゃん。
新聞も隅々まで読み、試合の結果もチェックし、
最近、物忘れの多い2人の息子よりも
頭の冴えわたっていたおばぁちゃん。

最後の最期まで2人の息子を心配していた母親でした。
でも、おばぁちゃん、2人の息子には
それぞれしっかりした嫁がついているので大丈夫だよ。安心してね(笑)

cbe710b7.jpeg

(2009年のお正月。
 普通に違和感なく、座布団に座ってカメラ目線のわさび、笑)


孫4人のこともとてもかわいがってくれたおばぁちゃん。
姉のNは、初孫といいうこともあって、おばぁちゃん子でした。
一人暮らしを始めてから、3人で渋谷を買い物したのも懐かしいね。

Nくんは、はじめての内孫で、
おばぁちゃんがいつも歌をうたったりお世話していましたね。
妹のRちゃんは、一番おばぁちゃん想いの優しい子でした。

NくんもRちゃんも、子供の頃から学校から帰ると
まず、おばぁちゃんの部屋をあけて
おばぁちゃん、ただいまー!」という子でした。
それは大人になった今も変わらず…。
この歳で、そこまでおばぁちゃんと仲の良い孫たちは
周りの友人でもいません。
皆に愛されたおばぁちゃん、よかったね。

73245673.jpeg
2011年のお年とり。
 普通に違和感なく座布団に座ってるけど
 着物きせられて、固まってるわさび、笑)


私とおばぁちゃんの思い出は、たくさんあるけれど、
その中でも一番の思い出は、
2年前に松本公演が実現し、
私の曲と演奏を初めて聴いてもらえた時でした。
私が音楽家になることをずっと応援してくれていたおばぁちゃん。
寒い1月にも関わず、その日は温かい冬晴れで、
皆さんのサポートで、当日車イスで演奏を聴きにきてくれました。

その日の夜、おばぁちゃんの部屋にいくと
今日の感動を、歌に詠んだよ
と言い、短歌を詠んでくれました。

  今日の日を 祝うが如く 日本晴れ
  孫の舞台も 雅(みやび)に終わる


わさび音の舞台の感想をどう表現しようかと悩んで
 あぁ、“
”という言葉がピッタリだ!と思ったんだよ」と。

その時、おばぁちゃんは既に耳も遠くて、
弁士さんの声も、私のピアノの音も
ハッキリは聞こえなかったかもしれない。
それでも、おばぁちゃんが私の舞台を表現してくれた言葉が
」だったんだね。
この歌は私の最高の形見となりました。
おばぁちゃん、ありがとう…

6e523baf.jpeg
(その時の松本公演。共演した弁士の澤登翠さんと。
 掲載の許可はいただいていますが今回はお顔かくしておきます)


8月に倒れてからは、不自由が出て
思うように言葉がしゃべれなかったおばぁちゃん。
何か伝えたいことがあったのに、
わかってあげられなくて、ごめんね。

その中で、私が聴いた言葉は3つ。
1つ目が「Y子さん
息子2人の名前ではなく、お嫁さんの「Y子さん」
どんなに、Y子お姉さんがおばぁちゃんをお世話してくれていたか、
どんなに、おばぁちゃんがY子お姉さんを頼りにしていたか。
本当にいいお嫁さんが来てくれて
おばぁちゃん、よかったね。

2つ目の言葉が「おそうめん」
これもY子お姉さんが、夏に食欲が落ちたおばぁちゃんに
食べさせてあげたおそうめんが、きっとおいしかったんだね。
でも、この2ヶ月は点滴のみで
食べさせてあげられなくて、ごめんね。

3つ目が「わさび(※ここで笑いがもれる(^^;)
孫のわさび音でもNでもRの名前でもなく「わさび」
我が家の愛犬、柴犬のわさびのことを、
5人目の孫としてかわいがってくれてありがとう。
入院中も、わさびはおばぁちゃんの部屋にいって
おばぁちゃんのことを捜していたよ。
戻ったら、おばぁちゃんは、ずっとそばにいるよ、と話してあげます。

54e601a2.jpeg
(2010年1月、わさびと3人で近所のおさんぽ途中、
 野菜ジュースを買って飲む、おちゃめなおばぁちゃん)


もっと、おばぁちゃんとお話しをしていたいのだけれど
長くなるので今日はこのくらいにします。
続きはまた話そうね。
これからも私たちを見守っていてください。
おばぁちゃん、ありがとう。

a540ddc9.jpeg

(おばぁちゃんの姉と姉妹で 2003年 わさび音撮影)


*************************
最後までお読みいただいてありがとうございます。
もっともっと、祖母に伝えたかったこと、
ここに紹介したかった写真、思い出…いろいろあるけれど、
弔辞で私が話したことのみ、そのまま綴ってみました。
(グレーの文字はブログでの画像の説明ね)
わさびが全く違和感なく、家族の一員として参加してるのが
結構笑える(^^; 5人目の孫、わさびに【ポチッ】と♪

 
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無題
遺影のお祖母さま、「ようこそお越しくださいました。」そう言って微笑んでいらっしゃるようですね。

お祖母様との思い出を身内の皆さんも登場させながら見事に総括ししっぽりと感傷にひたりつつも最後に(わさびちゃん)で会場を明るくし、笑顔でお別れする.....即興だそうですが見事な構成の弔辞です。準備していてもなかなかこうはいきません。お祖母様にお会いしたことが無い私でさえ思い出を共有させていただいた気分になり、読み進めながら一緒に泣き笑いさせていただきました。
父上様がなぜ、
(わさび音が弔辞を述べなさい)
そうおっしゃったのか今、よくよくわかりました。いい告別式でしたね。
1010 URL 2012/11/29(Thu)06:31:17 コメントの編集
     
              
 
無題
遺影のお写真、バッチリ希望通りですね(^^)
最後にわさびちゃんで笑いをもってくるところとか、さすがです。
皆が笑顔でお別れができる。良い式でしたね。
いくこ URL 2012/11/29(Thu)22:56:01 コメントの編集
     
              
 
◆1010さん
あ~ん(´Д`)1010さん、さすがです。
その洞察力☆まさにその通りですよね。

いろんな人が登壇してお別れを述べるなら、
私も好きなことだけを言えばよいのですが、
祖母は年齢的にも知己はおりませんし、
参列者は親族と2人の息子の関係者のみ(すごい人数…)

なので、素晴らしい祖母のことも皆さんに知っていただきたいし、
かつ、ずっと一緒に暮らしてきた叔父家族へ感謝も伝えたい。
倒れて入院し、から言葉がしゃべれなかった2ヶ月間、
きっと祖母も、叔父家族に「ありがとう」て言いたかったと思うんです。
なので、そういう思いも含めて、弔辞としてお話しをさせてもらいました。

あ、もし、私が弔辞の複数のうちの一人で
自分の好きなことだけをしてよいのなら、
たぶん1曲歌ったと思いますけどね(笑)
さらに、長すぎないよう時間も考慮する、というのが
結構なミッションでもあるのです(^^;
わさび音 2012/11/30(Fri)14:42:18 コメントの編集
     
              
 
◆いくこさん
祖母の遺影の写真、とてもよい笑顔でしょう?
おほめいただきありがとうございます(^^)
他にも選びきれないくらいのいい笑顔がたくさんあって、
最後は、一緒に暮らしている叔父家族に決めていただきました。

弔辞の最後のわさびのくだりで
「ぷっ」て吹きだした人がいて(笑)、
前2列の私達親族ではないと思うので、
さらにその後ろの親族席か、一般参加の方か…
きっとわさびを球場とかで見ている人でしょうね(^^;
でも、そのわさびもちゃんと目の前の控室で一緒に参列できたので、
本当によかったです
わさび音 2012/11/30(Fri)14:45:17 コメントの編集
     
              
 
ステキなおばあちゃんに感謝です
自分も数年前におばあちゃんが天国へ引っ越してしまったので……。
何もかもお見通しのおばあちゃんに少しでも恩返しするために、今はただ生き続けたいと思っています。

わさびちゃんのことを「犬だけど大事な孫のひとり」と思って可愛がってくれたのですね。優しいおばあちゃんに感謝して、長生きするのだワン!
雑識童子 2012/11/30(Fri)21:46:05 コメントの編集
     
              
 
◆雑識童子さん
コメントありがとうございます。
おばぁちゃんて、必ずお別れする日は来るのだけれど
やはり淋しいですよね。
同居していた叔父家族はもっともっと淋しいのでは、と思います…

そうですね、祖母への恩返しは、
孫がしっかり生きていくことですよね。
多少の失敗しちゃっても、おばぁちゃんは笑って励ましてくれると思うし、
いつも私の演奏会のチラシを送ると、喜んでくれました。

祖母はね、何より野球が好きだったんです(涙)
ファイターズの時も、信濃も、かかさずテレビや新聞をチェックして、
勝てばそれはそれは喜んで、
負ければ、かなり厳しいダメだしをしてました。
(おばぁちゃん監督か!みたいな、笑)
あんなに楽しみにしていた「信濃優勝!」を報告できなかった父も
とても残念に思っているのだろうな、と思います…

試合と同じく「今日はわさびちゃんは成功したの?」
とわさびのボール運びもいつも気にしてくれていました(^^)
全く違和感なく、孫の一人という感じだったんですよ~
わさび音 2012/12/01(Sat)00:29:00 コメントの編集
     
              
 
無題
こんばんわ。
弔辞を読み、おばあちゃまの優しさ可愛らしさがとてもよく伝わってきました。
おばあちゃまがどんなにわさび音さんを大切に思っていらしたか、そしてわさび音さんととっても
仲良しだったことも。
私には、こんな経験はなかったけれど、子供たちにはたったひとりのおばあちゃんとの思い出を大切にしてほしいと思いました。
みんな仲良くて、本当にいいご家族ですね。
ママミント URL 2012/12/01(Sat)21:53:42 コメントの編集
     
              
 
◆ママミントさん
温かいお言葉ありがとうございます。
祖母がこの歳まで元気でいてくれたことにまずは感謝です。
父が2人兄弟でもあったので、
祖母と暮らしていた叔父家族とは交流が深く、
親戚というよりは家族のように仲が良かったかな、と思います。
(母方の従兄弟とはそこまで交流がなかったのですが…)

次は親かぁ…とちょっと現実を思ったりもするのですが(苦笑)
わさびのことも、親のことも、自分自身のことも、
一日一日を悔いなく生きて、また周りの人との関わりや
なかでも家族を大切にしていこうと、さらに思った今回でした。
クーたんファミリーも、どうぞおばぁさまとの交流を大切に
たくさん思い出を積み上げて下さいね(^^)
わさび音 2012/12/03(Mon)01:23:24 コメントの編集
     
            
         
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柴っ子気質に翻弄されながらも
わさびのために手作り食でご奉仕。
ドッグカフェめぐり大好き♪

ペット栄養管理士/愛玩動物飼養管理士1級/犬のためのホリスティック・ケア・アドバイザー

本業は Composer & Pianist/Photographer

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すいません(´д`;)

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