上原ひろみ×熊谷和徳＠BlueNote ＆音楽家としてできること。

震災の影響で海外アーティストの来日がキャンセルが続き、

急遽決まった、チャリティライブ。

急だったこともあり、ラッキーなことに

発売初日にチケットが押さえられたので
２本とも行ってきました。

◆上原ひろみ piano solo ＠丸の内 COTTON CLUB

http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/110413hiromi/

 

何しろ、
国際フォーラムとか、
オーチャードとか

デカいところでしか
なかな聴けない昨今…

（それでも、いい席とかとれないし）

 

COTTON CLUB
（＆Blue Note）なら、

例え最後列でも
充分な生音を堪能できる
贅沢な空間ですから、

ピアノsolo.の時は、
最後列ド真ん中を選択して

じっくり聴かせていただきました。

 

◆上原ひろみ×タップダンサー熊谷和徳＠Blue Note

http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/hiromi-uehara/

 
頑張ってもチケットが取れないこともあるのに、

自分の努力次第でいい席に座れるなんて

そうそうある機会ではない、と思い、

なんと４時間半前に会場に到着（＾＾；

 


















早く来た甲斐あって
（整理券【５番】）
前から２列目。

Ｏｐｅｎの１７：３０を待ち、
お食事しながら、

１９時のＳｔａｒｔを迎えました。

ピアノまで１～２ｍ？
てくらいの至近距離で、

ＨＩＲＯＭＩのうなり声も、
熊谷さんの汗も（笑）
バッチリ届く近さでした。

 

２ｎｄ.は観れなかったので、

最終日のＵｓｔ.中継を。

 

ＨＩＲＯＭＩは1ｓｔ.アルバムの「Ａｎｏｔｈｅｒ　Ｍｉｎｄ」で

アンソニー・ジャクソンが参加している

というので買ってみてハマりました。

 

よく、クラシックの人（※クラシックonlyの人）が

彼女のタッチが云々…と言う人がいるけれど、

（たしかに、私も最初、タッチは気にはなったが…）

見るべきところはそこじゃなくて、

私は、彼女のアグレッシブなパフォーマンスが好き。

別に彼女のショパンを聴きたいとも思わないし、

バッハやベートーヴェンのアナリーゼなども求めていないので

たぶん、見ているところが違うのかもね。

 

とにかく、難解な理論抜きで、ノッて楽しめる熱いライブでした。

ピアノのパッセージなんかもインスパイアされて帰って来ました。

 
タップも素晴らしいpercussionなのだな、と再認識。
特に低音は、バスドラのようにお腹に響きました。

タップの熊谷和徳さんは、東北出身で石巻が近いとのこと。

個人的に避難所へのサポートもしているそうです。

（最後に、微々たる募金を…）

今回は、被災地の方に聴かせることはできないけれど、

ＨＩＲＯＭＩもギャラを被災地へ送るそうです（チャリティライブ）

 

～＊～＊～＊～

 

いま、私たちが、こうして無事に生きていて、

大事な家族と一緒に暮らせたり、

好きな音楽を聴いたり、

自分の仕事を全うすることができたり…

それは、当たり前のことではなくて

とても幸せで、そして永遠ではないのだと改めて思った。

 

こうして「その日、その時にしか共有できない音」で

人の心を熱くさせる演奏家のエネルギーと情熱、

そして「時を越えて刹那の音を紡いで永遠につなげていく」
作曲家の使命を、命のある限り全うしたいと、
さらに深く心に刻んだ一日でした。

 

その翌日に、出版社さんから

「音楽で日本を応援しよう」という
プロジェクトのお話しをいただき、

作編曲家として、作品を書くことで、

微力ながら貢献させていただくことになりました。

 

生死の極限にある被災地には、一刻も早く食料と医療を。

そして、心の栄養には、希望と安心と音楽を…。

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今日からＧＷで、球場でも大事な連戦！
わさびは、ＧＷ明けからしか参戦できないのだけれど、
それぞれの立場で、自分にしかできないことを、
スポーツも芸術もがんばろう～♪
　　　　　   　　
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