初代ベースボールドッグ・ミッキー君（広島カープ）

このブログでも動画が紹介できるように、と
YouTubeの登録をしていたら
ミッキー君の動画があったので、
わさびのレポ日記の前に 日本プロ野球で初の
ベースボールドッグ・ミッキー君のことを。

ベースボールドッグは、米マイナーリーグで
ファンにプレイ以外でも楽しんでもらえるのアトラクションを
と初めてベースボールドッグが導入され、
それをお手本に、日本プロ野球では初めて
広島カープが導入しました。
（その後、千葉ロッテがエルフちゃん、
　横浜ベイスターズが ベースボールモンキーなんて
　お猿さんも出てきました）

警察犬訓練での模範生としての優秀なミッキー。
しかもレトリバーはレトリーブ（物品運搬）の犬ですものね。
モノを運ぶのは得意な犬種（対極にある柴犬…）

それでも、球場という独特な雰囲気は苦手らしい。
グランドへの廊下ですら、尻ごみしたりしてるのですねぇぇ…
（わさびは、へっちゃらでした、笑）

始球式だけでなく、３回・５回・７回の裏でも

審判にボールを運んでます。

 

そんな優秀なミッキーでも、
これほど練習やリハーサルを繰り返してるのですね。
そして、届ける相手、審判さんと念入りな打ち合わせと練習。

「届ける相手の匂いなどを覚える。
　事前の触れ合いが、成功のカギを握る。」

まさにその通りです。
やはり、今回痛感したことの一つとして、
どんなに運ぶ練習をして技術的にはできていたとしても、
本番と同じ会場の雰囲気で
「メンタル面」をどうサポートするか、が
やはり大事だと思いました。

本番直前の練習でも上手くいかなかったミッキー。
ここで広島カープのオーナーさんが
かける言葉が印象的です。
ミッキーもこの温かさに、きっとリラックスしたでしょう。

今回…
本当に色々と考えさせられました。
そして、落ち込んでいるその日の晩、
上記、広島のオーナーさんと、全く同じように
私にも言って下さった方がいました。

「試合は勝負の世界だけれど、
　この時間は勝負の時間ではない。
　お客様に楽しんでいただく時間。
　今日皆が温かい気持ちになったはず。
　次もわさびの出番を待ってます。」と（涙）

ゴールデンレトリバーのミッキー君（しかも模範生）
ですらこんなに大変で、ラブラドールレトリバーの
エルフちゃんも、何度も失敗して…
（審判じゃない人に運んだり、Ｕターンしてきちゃったり、笑）

わさびがあまりにも覚えが早く、
一発で決めてくれたりするので、
目標点を高く設定しすぎたかも、という反省もあります。
こんなチビッ子の柴犬わさびには、ボール１個でも重いのにね

そして、練習と同じ状況・条件で、
安心してやらせてあげられる状況を作るのが
私の役目だと思いました。
全体のことを考えすぎると、
わさびに無理を強いることになっていまうので。。。

ただ、そこにいるだけでもいい、のに、
無理強いしてもいいことはありません。
大事なことは、わさびの意思で運ぶこと。
「楽しければやる♪」んだから。
その姿を見て、お客様だった楽しい気持ちになるんだものね。

今回はあまりにも時間も心にも余裕がなくて、
その、とっても当たり前の、そしてとっても大事なことを、
実践してあげられなかったかもしれません。
わさび、ごめんね。
「楽しい♪」「おいしい♪」「うれしい♪」気持ちで
満たしてあげられるようにするからね。

※昨日・一昨日とドッグカフェ三昧（笑）して
　元気になってるので大丈夫
　ご心配くださった方々、ありがとうございます
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